乳児から年長児まで、発達や興味に合わせた保育や環境を用意します。
例えば遊びの課題や興味を考慮したグループ保育を取り入れます。

四季の変化が感じられる環境や保育計画を重視します。
例えば四季折々の行事や公園への散歩などを盛り込みます。

離乳食から幼児食まで手作りの給食を実施します。


0,1歳児保育の考え方と保育目標
乳児期に育てたい力
乳児期は、人として社会生活を営んでいく土台となる健康な心と体を作る時期です。

体の諸臓器や機能が急速に発達し、中でも中枢神経の成熟は著しいものがあります。それ故に、子どもが生きていくための力として、体の中の働きを安定させていくことが大切です。

そのためには生活リズムの確立、大人の丁寧な働きかけが必要で、それは体だけでなく心や情緒の安定にもつながります。

また、乳児期の安定した大人との相互関係は、人との関わりを広げていく力や自発的に周囲の環境に関わっていく力を育てます。

0,1歳児期の保育目標
乳幼児期の生活リズムを基礎に、心身の感受性を育む。
身近な大人との信頼関係を育て、人への志向性を育む。
生活や遊びの中で心身の発達を促し、基本的生活力を育む。
四季の変化や自然の事象に親しみ、感じ表現する心を育む。

2,3,4歳児保育の考え方と保育目標
2,3,4歳児期に育てたい力
2歳から4歳頃の時期は、「自分の心と体を調整しようとする力」が育つ時期です。

体の面ではバランスをとりながらの粗大運動の中で体を立て直そうとする力(前転・平均台渡り・歩く、走る姿勢の立て直し等)が育ち、心の面では「〜ではない〜だ」「〜と〜はちがう」というような比較や関係付け等の力をもとに、自分のつもりが強く出てきます。

しかし、周りとの関わりの中で抑制されることもあり、そのような沢山の経験の中で、自分の気持ちを立て直そうとする力が育っていきます。そのためには、日々の生活や遊びの体験を通して、感受性(内蔵機能も含む)や喜怒哀楽のような豊かな感情を育むことが大切です。

それらは友達や大人との共感関係や葛藤の経験の中で大きく育ち、更にそれらを自分自身で調整しようとする力がより確かなものになっていきます。

2,3,4歳児期の保育目標
自我の芽や自分なりの「つもり」を大切に育む。
身近な大人や友達集団と共に体験を共有しながら、言語能力を育む。
「〜ではない〜だ」「〜と〜はちがう」等の比較関係の認識を確立しながらイメージする力を育む。
生活習慣を身につけながら、少しづつ身辺自立を育む。
四季の変化や自然の事象に親しみ、感じ表現する心を育む。
粗大運動を楽しむ機会を十分に持ちながら、身体のバランスよい発達を促す。
大人を介しながら友達との楽しい活動を通して、つもり行動やみたて行動、ごっこ遊びへの発展を促す。
四季の変化や自然の事象に親しみ、感じ表現する心を育む。

5,6歳児保育の考え方と保育目標
5,6歳児期に育てたい力
5,6歳児期には、興味を伴った体験を広げていくことにより、その子なりのイメージを持って工夫したり、取り組むペースができてきます。

また、大人の模倣を通して、価値観や行動の仕方等を自分なりに受け止め取り組みはじめる、一生の中で人格形成に大きな影響を与える時期です。

この個性の芽生えは社会性の発達にも大きく影響し、大人からの精神的自立を図って行くと共に、相手の立場にたった行動ができるようになり、友達関係を豊かにふくらませていきます。

また、就学に向け、言語能力の発達を促し、「生活的概念」(具体的思考)を豊かに獲得させて行くことが大切です。この力は、9,10歳頃の「科学的概念」(抽象的概念)の土台となるものです。

5,6歳児期の保育目標
基本的生活習慣を完成し、時間的、空間的な見通しの上に立った主体性を育む。
課題や状況を考えながらの様々な表現活動を楽しむ。
集団のルールや役割の理解を意識し、友達関係を育む。
運動や道具・遊具を使用した活動の中で自己の身体像を確立し、調整力を育む。

家庭との連携についての基本的な考え方
子どもの保護者は両親であり、園は両親の子育てをサポートする立場であることを認識します。
子どもの個性は基本的に家庭で育まれ、園生活は友達や職員の関係の中でその個性を磨く場であることを理解します。
家庭と園は意識的に必要情報を交換することで、子どもの全様が見えてくることを理解します。
園は個人情報を除いて、基本的にその活動を公開します。また、掲示板や園便り、連絡帳その他のツールを使い積極的に保育情報を発信します。

行事についての考え方
四季折々の行事は日本の四季の文化と密接に関わっており、家庭で忘れられがちな行事の意味も含め積極的に取り組みたい保育カリキュラムです。
1年間のリズムを、行事活動を通して子どもたちが体験できるように配慮します。
行事は年齢を考慮しながら、前後、当日のプログラムを組んで楽しく体験できるように配慮します。
クリスマス会等の一般的な行事を除いて、宗教色が色濃く出ないよう配慮します。
家庭でも話題にできるよう、情報発信をします。